難読常用漢字 口部 上巻
凡そ8箇月振りの
難読常用漢字のコーナー。
久し振りなので説明しますと、
中学生までに習う常用漢字の
学校で習わない訓読みを紹介するのが
この難読常用漢字です。
是非前回のシリーズも見てみて下さい。
記事一覧のカテゴリー「漢字」からどうぞ。
口部の漢字は多いので、
上・中・下に分けて紹介します。
今回は口部上巻です。
口部 くち
史 ふみ
史 ふびと
史 さかん
吏 つかさ
哀しい かなしい
哀しむ かなしむ
喪う うしなう
喪びる ほろびる
嗣ぐ つぐ
号ぶ さけぶ
号 な
号 よびな
呉れ くれ
呉れる くれる
呈す あらわす
呈す しめす
員 かず
- 解説
史(ふびと)とは
「記録を書き記す役人。」
の意です。
史(さかん)とは日本独自の意味で、
「神祇官、太政官の主典(さかん)。文章をつかさどった。」
という意味を持ちます。
吏(つかさ)とは
「役人。公務員。」
のことです。
嗣ぐ(つぐ)とは
「あとを受け継ぐ。」
という意です。
号(な)は名(な)と同じ意味で、
号(よびな)とは呼び名のことです。
呉れ(くれ)・呉れる(くれる)とは
与えろ・与えると同じ意味です。
員(かず)とは数のことです。