五月の蠅

明日から3日間休みなので、
出来れば其の3日間で
スキーへ行った時の写真等を
紹介しようと思っています。


ところで最近というか、
この季節になると凄くウザったいのが、
電柱とかの近くで群れを作り
飛び回っているあの蚊です。
あれが丁度頭の高さらへんで飛んでいるので、
そのちっちゃい蚊達に気付かないで
電柱の傍を通り過ぎようとしたりすると、
群れの中に自分の頭が呑み込まれてしまって
大変気分が悪くなる!!
分かりますか此の気持ち?


あのウザったい蚊は
ユスリカといって漢字で「揺蚊」と書きます。
ユスリカ↓

ハエ目(双翅目)・糸角亜目・ユスリカ科に属する昆虫で、
「揺蚊(ユスリカ)」という名前は
幼虫が体を揺するように動かす
ことに由来すると言われるそうです。


幼虫の殆どが淡水域に棲みますが、
海の潮間帯に棲むものや陸生のもの、
水辺の朽木の中土壌中等に棲む
半水生的なもの等も少数あります。
釣り餌や観賞用高級金魚の生餌に使われる
アカムシはオオユスリカや
アカムシユスリカ等の幼虫だそうです。
※解り易いからってさすがに
ユスリカの幼虫の画像を載せるのは
かなりグロテスクなのでやめときます。
見たければ各自で検索を。


成虫はカ(蚊)によく似た大きさや姿をしていますが、
刺すことはありません
屡々川や池の近くで
蚊柱(あのウザったいヤツ)をつくります。
アフリカのマラウィにあるマラウィ湖での蚊柱は
数十mの高さになることで知られています。

これがマラウィ湖に出来る蚊柱。
真ん中の迚も大きな竜巻の様なものは、
無数のユスリカが集まった巨大な蚊柱です。
普段の電柱付近の蚊柱の中に入る感覚で
この巨大蚊柱に入ると、
体の穴という穴からユスリカが入って来て、
とんでもないことになります
あぁ〜オソロシイ!!


ユスリカの種類は非常に多いそうで、
世界から約1万種
日本からは約1,000種ほどが記載されています。


先ほど述べた「蚊柱」は
人の頭の上にできる場合があります。
頭の上にできた蚊柱から逃げようと人が移動しても、
ユスリカの蚊柱はそれについてくるのです。
この現象から「頭虫(あたまむし)」と呼ばれる場合があります。

何だか↑の画像を見ているだけで
体がムズムズしますねぇ〜…


は様々な生物が活気付く季節です。
蠢く(うごめく)」という漢字を見ても一目瞭然。
でも蚊柱がいっぱい発生するのは嫌だなぁ…
僕の家は田圃に囲まれているので、
庭とかに蚊柱が大量発生します。
各自治体等もこのユスリカ対策に
悩まされているそうなので
皆さんもご注意を!


では今日はこれで以上。