修学旅行記 2日目 金閣寺 奥地へ編
7月3日〜5日に行った
修学旅行の沢山の思い出を、
毎度切りの良い場所で分割してお送りする
マリオリマの修学旅行記。
今回は金閣寺奥地へ編。
普段写真で見ないような角度の金閣や、
境内の奥地の様子を紹介します。
金閣の側面。
現在の金閣は、1904年(明治37年)から
1906年(明治39年)の解体修理の際に作成された
旧建物の詳細な図面や写真・古文書・焼損材等の資料を基に、
1952年(昭和27年)から3年を掛けて復元 再建されたもので、
1955年(昭和30年)10月10日に落慶法要が営まれました。
その後、再建から10年あまりで金箔が剥落して
下地の黒漆が見えるようになり、
その漆も紫外線で劣化するようになったため、
1986年(昭和61年)2月から
1987年(昭和62年)10月まで1年8ヶ月、
「昭和大修復」が行われました。
修復には総工費約7億4千万円(当時)が投じられ、
漆の塗り替えや金箔の張り替え、
天井画の復元等の修復工事が行われました。
金閣の裏側。
修復工事に際し、
金箔は通常の5倍の厚さの
「五倍箔」約20万枚(約20kg)、
漆は国産の「浄法寺漆」約1.5トンが使用されています。
金閣(鹿苑寺舎利殿)、
銀閣(慈照寺観音殿)、
飛雲閣(西本願寺)
と併せて『京の三閣』と呼ばれます。
金閣寺の広い庭。
銀河泉。
足利義満がお茶の水に使ったと伝えられる泉です。
滝に打たれている真ん中の石を鯉魚石と呼び、
鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事
「登竜門」に因んでいます。
以上金閣寺奥地へ編でした。