修学旅行記 1日目 東大寺 前編

7月3日〜5日に行った
修学旅行の沢山の思い出を、
切りの良い場所で分割してお送りする
マリオリマの修学旅行記


今日は1日目のメインイベント、
東大寺を紹介します。
写真が多いので今回は
前編と後編に分けます。
先生が大仏の大きさに
圧倒されると絶賛していたので、
ワクワクし乍ら訪れました。
行ってみると建造物の大きさが桁違いで、
大迫力なお寺でした。



ではこれから東大寺へ向かいます。



境内を流れる吉城川。



南大門!
いきなり大迫力!



南大門の扁額。
昔の横文字は右から読むので、
「大華厳寺」と書かれています。



南大門は平安時代の応和2年(962年)8月に台風で倒壊後、
鎌倉時代の正治元年(1199年)に復興されたものです。



南大門内の木造金剛力士立像。
こちらは吽形。
高さ8.4メートルの巨大な木像です。
門の向かって右に吽形、
左に阿形を安置し、
これは一般的な仁王像の安置方法とは
左右逆だそうです。



一方こちらは阿形。
1988年から1993年にかけて造像以来
初めての解体修理が実施され、
像内からは共に多数の納入品や墨書が発見されました。



中門に到着。



中門の両脇から「コ」の字形に回廊が伸び、
金堂の左右に至ります。



遂に大仏殿を発見!
あの大仏を安置するには
これだけの大きさが必要なんだなぁ。
当初の大仏及び大仏殿は、
聖武天皇の発願により、
8世紀に造られたものですが、
その後2度の兵火で焼け落ち、
現存する大仏殿は江戸時代の再建です。



大仏殿の屋根にある鯱みたいなもの。
大仏殿は通称で、
普通は金堂と言います。



正面から見るとまた迫力が違う!
現存の大仏殿は寄棟造、本瓦葺き。
高さ46.8メートル、
間口57メートル、
奥行50.5メートルで、
高さと奥行は創建時とほぼ変わりありませんが、
東西の幅は約3分の2に縮小されています。



黄金の謎の塔。
撮影した時は何なのか分からず、
面白いので取り敢えず撮ったんですが、
調べると1970年大阪で開催の
日本万国博覧会で再現された
西塔の相輪の部分だそうです。
この西塔について詳しくは
次回の後編で説明します。



大仏殿側から見た中門。



大仏殿を近くで見ると複雑ですね。
建築様式は、
鎌倉時代に宋の建築様式を取り入れて成立した「大仏様」
が基本になっていて、
水平方向に貫(ぬき)を多用するのが特色です。


という訳で今日は今日はここまで。
次回は大仏殿内へ突入します。
お楽しみに。


以上東大寺編前編でした。