テスト対策漢字解説 1
6月2日に行われる中間テストの
範囲表が配られ始めたということで、
今日から「漢字ノート」のテスト範囲内の漢字を
2頁ずつ解説していきます。
皆の為だけでなく
調べている自分の為にもなるので
迚も良いと思います。
漢字工房[5] 誤りやすい漢字(1)
【宜】
宀部 - 5画
ギ/よろしい・うべ・むべ・よろしく…べし
- 字解
会意。
宀(建物・廟)+且(=多、肉の供え物)。
礼に合わせて供え物をする、
よろしい意。
【侯】
人部 - 7画
コウ・グ/きみ
- 字解
もと(厂+矢)。
(厂+矢)は会意。
矢(や)+厂(目標物)。
まと、また、まとをうかがい矢を放つ人の意。
のち侯を変形して候ができた。
【凝】
冫部 - 14画
ギョウ/こる・こらす・こごる・しこる
- 字解
形声。
冫+疑(じっとたつ)。
氷がかたまるより、こる意。
一説に冰の通俗体ともいう。
【擬】
手部 - 14画
ギ・ゴ/なぞらえる・まがい・もどき
- 字解
形声。
手+疑(じっと立ちどまりなやむ)。
まぎらわしく似せる意。
一説に、じっと思いをこらしはかる意が原義であるとも。
【糾】
糸部 - 3画
キュウ(キウ)/あざなう・よる・ただす
- 字解
形声。
糸+(級-糸)(からみあう)。
糸をよりあわせる、あざなう意。
【搾】
手部 - 10画
サ・サク/しぼる
- 字解
形声。
手+窄(穴からしぼりだす)。
手でしめつけせばめる、しぼる意。
【迎】
(しんにょう)部 - 4画
ゴウ(ガウ)・ゲイ・コウ(カウ)・ギョウ/むかえる・むかえ
- 字解
形声。
(しんにょう)+(迎-しんにょう)(立つ人とひざまずく人)。
出むかえる意。
【謹】
言部 - 10画
コン・キン/つつしむ・つつしみ
- 字解
形声。
謹は略体。
言+(謹-言)(→勤、ねばりつとめる)。
ことばを念入りに用いる、つつしむ意。
【掲】
手部 - 8画
ケイ・ケチ・ケツ・ケ/かかげる
- 字解
形声。
掲は通俗体。
手+曷(→傑、高くぬきんでる)。
手で高くかかげる意。
【紫】
糸部 - 6画
シ/むらさき
- 字解
形声。
糸+此。
※緑色で示されている読みは習う読み。